ホテル~マリア・アム・ゲシュターデ教会~シュテファン大聖堂
リンク集
ベスト・ウェスタン・ホテル・ティグラ(英語)
マリア・アム・ゲシュターデ教会(ドイツ語)
ウィーン観光情報(英語)
シュテファン大聖堂(ドイツ語)
朝、目が覚めたら外は目映いばかりの青空! こんなに見事な快晴はこの旅行始まって以来です。なんとなく嬉しくなって、早速いそいそと出かける支度を始めました。
これは、ホテルの窓から撮った何ということはない向かいの建物の写真です。とはいえ、さすが旧市街。何でもない建物でも装飾は立派ですね。
これが宿泊したホテル。よく見ると、建物の前の一部だけ3階建で、後ろは高くそびえていますね。これは、前の部分だけ昔のままに保存しているからなんです。旧市街では、街並みを変えないために当たり前に行われていることなんですが、特にこの建物の場合、写真の左端、一階部分には…
モーツァルトが1773年、3度目のウィーン旅行の際に滞在した、という表示板が。由緒あるのでなおさら壊せないわけですね。そうでなくても壊したりはしないでしょうが。
ちなみにホテル側の説明では、1990年に2件隣から移ってきたようで、その際、廃墟同然だったこの建物の後ろを壊して、新しくホテルとして建てなおしたようです。内部は奇麗でしたが、モーツァルトが滞在した部屋を見たかった私としては、ちょっとがっかり。まぁ、そうでないと、現代のホテルとしては使えなかったんでしょうけれどね。
ホテルを出て、まずは近くのマリア・アム・ゲシュターデ教会へ。ウィーンで2番目に古い教会(1394~1414年建築)とのことで、内部を撮りたかったのですが、入ってみたら地元の少年たちによるミサが行われていたので、出直すことにしました。
戻ってきてホテルを通り過ぎ、ショッテン教会の写真だけ撮り、
アム・ホーム広場を通り過ぎ…
途中でエンゲル薬局の前を通ります。ご覧の通り、ユーゲントシュティルの壁画で有名です。何気ない街角にこうした芸術があるのは、素晴らしいですね。
少し行くと、コールマルクト通りとグラーベン通りの交差点に出ます。こちらはコールマルクト通り。奥に見えるのは王宮のミヒャエル門です。
グラーベン通りにはペスト記念柱が。
そして、ウィーン随一の名所、シュテファン大聖堂に着きました。が、ウィーンのシンボルでもある尖塔は一部工事中…。
細部を見てもわかるように、非常に凝った装飾で全面埋めつくされている感があります。細かい改変まで含めると、シュテファン大聖堂は1137年から1997年(!)まで、増築・改築が繰り返されており、その時代その時代の装飾様式により飾られています。
こうして一部だけ切り出して見ると、前の写真と同じ建物とは思えませんね。
では、中へ入ることにしましょうか。