2月26日 ウィーン2日目 1

カールスプラッツ〜分離派会館〜シェーンブルン宮殿

リンク集
分離派会館(英語)
シェーブルン宮殿(英語)

この日は、少し雪の舞う肌寒い一日となりました。ホテルを出た後、市内を循環するミニバス(といっても日本の普通のバスくらいの大きさ)でオペラ座裏まで移動しました。
写真がないので、代わりに市内循環バスの路線図を載せます。市交通局の窓口に行ってもらったのですが、観光客はあまり使わないらしく、なかなかこの地図を出してくれませんでした。うろ覚えのドイツ語で "Linien Map" といってやっと通じた貴重な地図です(笑)。もし現地に行く人は、カールスプラッツ駅地下にある市交通局の窓口で入手して、活用してください。日中は10分に1本くらい来るので、結構便利ですよ。

こちらはオペラ座前のリンク市電乗り場です。左手の方に新型車両が待機しているのが見えますね。個人的には伝統的な丸型スタイルが好きなのですが、時代の趨勢でしょうか。

振り返ってオペラ座を眺めます。…余談ですが、雪国生まれの私としては、雪で電線がよく切れないな、と感心してしまいます。信号はぶら下がってるだけですし。それだけこちらの雪は乾燥していて軽いんでしょうね。

地下鉄カールスプラッツ駅と、カールス教会を一枚に収めてみました。
ちなみにこのカールスプラッツ駅、ガイドブックによって、現在は使用されていない、とも書かれているのですが、こうして見ると裏側を一部改造して使用しているのが明白ですね。本来は一旦建物の中に入って階段で降りていくようになっていたので、本来設計された通りの使い方はされていない、と言うべきでしょうか。
向かい合うもう一対の入り口の方は、カフェになっているようなんですが、季節外れの所為か閉まっていました。

カールスプラッツ駅の装飾を拡大してみます。オットー・ワーグナーの傑作です。

ふと見ると、ウィーンに着いた日に感動的な演奏を聞いたムジークフェラインの全体がよく見えます。この建物、入り口の前の道路から撮ろうとすると、どうしても建物がレンズに収まりきらないんですよね。カールスプラッツ駅側からみると奇麗に見える、ということを初めて知りました。ただ、道路を走る車が途切れるのは難しいですが。

こちらは広場を挟んで向かい合う、カールス教会。先を急いで中に入らなかったのですが、失敗しました。内部が奇麗な教会だったんですね。勉強不足でした。

そしてすぐ近くにある「金色の玉葱」こと分離派会館。伝統芸術の枠から飛びだすことを謳って、いわゆる世紀末芸術を打ちたてた人たちの集まった場所です。現在は現代アートの展示場となっていますが、地下にクリムトの壁画が修復して展示されています。

絵葉書を使わせてもらいますが、これは建築当初の分離派会館の背面です。直接目で見ただけで写真に撮らなかったのは失敗しましたが、実はこの写真にある壁画模様は現在はありません。第二次大戦中、アメリカの爆撃によって破壊され、建物は建てなおしたものの、壁画は修復できなかったんですね。
もしここへクリムトの壁画を見に行く人は、ぜひ地下に降りる途中の展示室も見てください。分離派会館の歴史として、建築当初の写真、第二次大戦で破壊された写真、そしてそれをどうやって修復したかが展示されています。

近くに行ってみると、その独特の表現がよくわかりますね。シンプルな建物の直線と、過剰なまでの装飾の曲線とがうまく融合しています。

カールスプラッツ駅から地下鉄に乗って、有名なシェーンブルン宮殿を訪れます。残念ながらここも写真撮影禁止なので、公式サイト(英語)をご覧ください。


続く