2月27日 ウィーン3日目 2

王宮広場〜ウィーン美術史博物館

リンク集
王宮(英語)
美術史博物館(英語)

ホテルに戻りがてら途中のパン屋さんでパンを買って帰って昼食にし、再度ホテルを出て、今日最大の訪問地、美術史博物館に向かいます。ホテルからだと王宮を突っ切っていくと近いので、ミハエル門から王宮を横断します。これはミハエル門を入るとある、皇帝フランツ2世の像。
背後の建物の時計は、なかなか面白いです。写真では分かりにくいですが、時計の上にある球体は、おそらく月の満ち欠けを現したもの、下にあるのは日時計ですね。

こちらはスイス門。王宮では最も古い一角で、この門は13世紀の終わり頃の建築です。

対照的にこちらは新王宮で、王宮の中でも最も新しい一角。19世紀末のハプスブルグ家崩壊の直前に建てられ、ほとんど使われなかったそうです。ここには古楽器博物館なんかもあったりするんですが、今回は省略。

ここで、観光用馬車フィアカーを一枚。王宮・シュテファン大聖堂周辺に常駐していて、旧市街をぐるっと回ってくれます。乗ってみたかったんですが、時間がなくて残念ながらこれもアウト。においが凄い、という噂を確かめたかったんですけどね。
ちなみに、旧市街を回るときは一般の車道を走行するので(この道も普通の車道ですし)、自動車などは基本的にその後ろについて走ります(もちろん追い越せるときは追い越しますが)。実際、旧市街のミニバスに乗ったときも、前に5分くらい馬車がいたことがありましたが、馬車のほうも特に急ぐでもなく、バスのほうも特に焦るでもなく、当たり前に共存していました。日本だと、自転車一台いるだけでクラクション鳴らして強引に追い越していく車がいるのは、なんだかなぁ、と思います。オーストリアから帰ってきて、車を運転しているとき、歩行者や自転車に対する感覚はずいぶん変わりましたよ。つまり、それまでの自分が如何にひどかったか、ということなんですが。

王宮を過ぎて、リンクを越えて反対側に渡ると、美術史博物館です。これは博物館前にある有名なマリア・テレジアの像。

美術史博物館正面です。正面にみえる大きなドアをぎぃっと開けて入る…、のではなく、一枚に見えるドアの一部が更に小さな(畳一枚分くらいの)ドアになっていて、それを開けて入ります。それでも何か少し重々しい感じがして、いよいよ来たんだな、と感じます。

これはガイドブックなどでもおなじみのアングル、入り口を入って目の前に見える、正面階段です。

こちらは、正面階段上の天井画。どこに何が描かれているか、という説明板が2階にあったのですが、すいません、ブレまくってしまい、今となっては判読不能で、わからなくなってしまいました。

美術史博物館は、絵画の美しさも凄いですが、建物の美しさも格別ですね。これは2階喫茶スペースです。

美術史博物館は、例によってフラッシュ・三脚を使わなければ撮影自由なので、写真を撮りまくりました。すべてを載せるのも何ですので、ここではいくつかだけ。ただし、照明が控えめなので、手ブレはご容赦を。デジカメのISO 50、レンズ開放F2.0では、シャッター速度が平気で1秒近くになります。
フェルメールの『画家のアトリエ』。

ネグレッティ(通称パルマ)の『幼児キリストを抱くマリアと聖者』

ラファエッロの『草原の聖母』(固有名詞の表記は『ウィーン美術史美術館 絵画編』(いわゆる目録です)に拠っています)。
最近修復されたのか、色が大変鮮やかでした。

これは残念ながら目録には載っていないので、誰の何という作品かわかりませんが、私は結構気に入りました。

ベッロット(通称カナレット)の『皇帝の夏の離宮シェーンブルン、庭からみたファサード』。

疲れたのでカフェで休憩。カフェ近くの窓からみた旧市街北西方向です。
画面左手の2本並んだ尖塔は、ヴォティーフ教会。正面少し左手、樹に半分隠れているのは多分ブルク劇場。右手の赤茶けた急な傾斜の屋根はミノリーテン教会です。

この日は、「フラマン風景画展」という企画展をやっており、常設展示のいくつかの絵もこちらに来ていました。
これは、アムステルの『エジプトへの逃避行の風景』(ドイツ語からの直訳なので間違ってたらすみません)の、複製かも知れないようです。

これは有名な、ブリューゲルの『雪中の狩人』。

ブリルの『幻想的な山岳風景』(これも直訳です)。
個人的には気に入った一枚です。

ブリューゲルとルーベンスの『エデンの園とアダムとイブの原罪』(同じく直訳です)。
美術史博物館の見学に5時間を用意していたのですが、到底足りませんでした。何しろ今回見たのは絵画だけ、それも若干急ぎ目でしたから。このほかに彫刻と貨幣・メダルの展示があるのですが、全く回れませんでした。


続く