長い題名だが、SEO対策でも何でもない、道の駅の正式名称である。
安曇野市堀金(旧堀金村)の道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」の隣には、四季折々の花を楽しませてくれるお花畑がある。春は菜の花、夏は向日葵、秋は秋桜が一面に咲き乱れる。観光用で畑の中にも入れるので、一面の花に囲まれて記念撮影する人も多い。この写真も、菜の花畑の中に入って撮ったものである。
道の駅は、新鮮な野菜が安く買えるので訪れる人も多い。最近は、朝の内にめぼしい野菜が売り切れてしまう程である。また、食堂「かあさんのおむすびの店」の天丼が美味しい事でも知られている。旬の野菜を注文を受けてから揚げるので、特別の工夫がある訳では無いのだろうが自然の味と香りが生きていて良い。欠点と言えば食堂の営業時間が短い(確か午後2時半までである)事だが、それだけ効率化して価格を下げているのであろう。
さて、写真の縦横比が変わったが、実はカメラを一眼レフに替えた。コンパクトデジカメの縦横比が、通常の画面や紙の縦横比に合わせた4対3であるのに対し、デジタル一眼レフでは、従来の35mmフィルムの縦横比に合わせて3対2になっている。この違いには、使ってみる迄は気が付かなかった。
籠もよ み籠持ち 掘串もよ み掘串持ち この岳に 菜摘ます兒 家聞かな 告らさね そらみつ 大和の國は おしなべて われこそ居れ しきなべて われこそ座せ われにこそは 告らめ 家をも名をも
籠毛与 美籠母乳 布久思毛与 美夫君志持 此岳尓 菜採須兒 家吉閑名 告紗根 虚見津 山跡乃國者 押奈戸手 吾許曾居 師吉名倍手 吾己曾座 我許背齒 告目 家呼毛名雄母
籠もよい籠を持ち、掘串もよい掘串を持って、この岡で菜をお摘みの娘さん。あなたの家は何処か聞きたい。言いなさいな。大和の国は私こそすべてを従えて一面に治めているのだが、私にこそは教えてくれるでしょうね。あなたの家をも名をも。(萬葉集 巻一 1)
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