ヨーロッパ旅行記 ~2004年2月 ミュンヘン・ザルツブルク・ウィーン~

ウィーン マリア・アム・ゲシュターデ教会2004年2月に、ミュンヘン・ザルツブルク・ウィーンをめぐる夫婦旅行に行ってきました。ここでは、時間順に、写真とともにその時の記録を綴ります。
見ている方にとっては時間順に記されても訳がわからないかもしれません。いずれ時間を見つけて、現地で入手してきた資料等も駆使して、場所別・施設別に整理しなおそうと思うので、それまではしばしのご辛抱を。
日程は、概ね次のようになっています。
2月21日
 成田~ミュンヘン
2月22日
 ミュンヘン 1
 ミュンヘン 2
2月23日
 ザルツブルク 1
2月24日
 ザルツブルク 2
 ザルツブルク~ウィーン
2月25日
 ウィーン1日目 1
 ウィーン1日目 2
 ウィーン1日目 3
2月26日
 ウィーン2日目 1
 ウィーン2日目 2
2月27日
 ウィーン3日目 1
 ウィーン3日目 2
2月28日
 ウィーン4日目
2月29日~3月1日
 ウィーン~成田

今回の旅行は、航空券の予約からホテルの予約、コンサートのチケットの手配まですべてをインターネットで自分で行いました。便利な時代になったものです。
以下に、予約に用いたサイトをご紹介します。
エールフランス航空
成田夜発現地朝着、現地夜発成田夜着、というのは、成田に泊まる必要がなく、到着してすぐに観光が始められますし、現地出発日も夕方まで観光できるので、時間をとても有意義に使えると思います。航空会社直接なので安いですし、座席指定までできて便利でした。でも、インターネットで直接操作できない向こうの到着地と出発地が異なるような場合は、電話で予約した方が良いようです。
ワールドワイドホテル予約サービス
予約まで日本語でできるヨーロッパ中心のホテル予約サイトです。予約完了後のページからリンクしている、英文の予約控えだけ印刷して必要箇所にサインしたうえで持っていけば、大丈夫です。
TravelNow.com
英語ですが、多くのホテルがリストアップされている予約サイトです。ミュンヘンの宿泊で利用しました。こちらも、予約控えだけ印刷して、ホテルのフロントに示せばOKでした。
Die Bahn
ドイツ鉄道の時刻表検索・予約サイトです。ドイツのみならず、ヨーロッパ中(? 少なくともオーストリアは含まれます)の列車の時刻表検索・予約ができます。私どもは検索だけしてその結果をプリントアウトし、予約は現地の駅で行いましたが、予定が確定しているなら予約までして、後は現地の駅で切符に引き換えるだけにしておくのも便利でしょう。
culturall.com
ウィーンを中心とした、コンサート・演劇等のチケット予約サイトです。座席まで指定して予約することができます。販売を委託された業者のため、2割の手数料が含まれてしまうらしく、現地窓口で直接買えればその方が安いのですが、現地に着く頃にはチケットが売り切れていることもあるので、安心料と思えば高くないと思います。予約控えを印刷して持っていき、ウィーン国立歌劇場裏手等にあるチケットセンターで引き換えます。
ウィーン楽友協会
楽友協会のチケットだけは、直接申し込むことになります。座席の予約はできず、現地に着いて楽友協会横のチケットセンターで引き換えるまでは、どの席になるのかわかりません。その代わり、窓口販売と同じ価格で売られているのではないかと思います。
Salzburg Ticket Service
ザルツブルクのコンサートや催し物のチケット予約サイトです。私どもは日程が合わず、実際には利用しなかったので、詳しい利用法はわかりません。

旅行に際しては、次の本を参考にしました。
「地球の歩き方」編集室『地球の歩き方 ロマンティック街道とミュンヘン』(ダイヤモンド・ビッグ社, 2003)
「地球の歩き方」編集室『地球の歩き方 ウィーンとオーストリア』(ダイヤモンド・ビッグ社, 2003)
『地球の歩き方』については、説明不要ですよね。
山口俊明『ウィーン旅の雑学ノート』(ダイヤモンド社, 1996)
ガイドブックには現れない、ウィーンのあれこれについて書かれています。細かいところまでよく気がついて、書き込まれており、ウィーンに行く人・行った人はもちろん、行かない人にもお薦めです。今回の旅行では、この本で紹介された所の10分の1も見ていないと思います。
川向正人『ウィーンの都市と建築』(丸善, 1990)
ウィーンの建築について、特に歴史的背景も踏まえて一般向けにわかりやすく書かれた、良書です。この本がなければ、旧市街散歩を楽しむことはできなかったことでしょう。マリア・アム・ゲシュターデ教会(上の写真)を訪れるきっかけを作ってくれたのも、この本でした


では、出発!