姫川源流自然探勝園で福寿草が見頃だというので行ってみたら、もう水芭蕉が咲いていた。
姫川源流自然探勝園は、以前一度行こうとして失敗したことがある。駐車場の場所がわからなかったのだ。今回はホームページの情報のおかげで無事たどりつくことができた。白馬さのさかスキー場の駐車場を利用するのである。これではすぐには分からなかった訳だ。
その名の通り姫川の源流なのだが、水源は意外と水量があり、すぐに幅1m程の川になっている。湧き出たばかりの水は清く、美しい。水芭蕉が見頃になればそれはそれで見応えがあるのだろうが、このように一人静かに咲く姿の方に何となく親しみを覚える。
住吉之 里行之鹿齒 春花之 益希見 君相有香聞
住吉の里を行ったところ、春の花のような、めずらしいあなたに、出逢って嬉しい。(萬葉集 巻十 1886)
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